「Hands On – Prototyping Prototypes」を見学する

9/12(土)、六本木AXISギャラリーで開かれていた「Hands On – Prototyping Prototypes」というイベントに行ってきた。先日参加したLLTV」で、「プロトタイピング ~「もの作り」の流儀~」というセッションのスピーカーをした小林茂氏が所属するIAMASの成果発表イベントであるらしい。

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制作プロセス

LLTVのメモより。アイデアを実際のプロダクトにするフローは…

  • アイデアスケッチ
    →紙にどんどん書く。壁に貼って一覧し、評価していく。
  • ダーティプロトタイプ
    →粘土などの素材で「とりあえず」形にしてみる。
  • ビデオプロトタイプ
    →使われるシーンを想定した映像を作ってみることで面白いかどうか調べる。
  • ハードウェアスケッチ
    →重要な部分を実際に製作してみる。実現可能性の検証などを行う。
  • プロトタイプ制作
    →ハード、ソフト、外装(3Dプリンタなどを使用)を作りこみ、展示できるレベルのものを作る。

プロトタイピング

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会場の壁には一面「アイデアスケッチ」が貼ってあった。

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書き方にもちゃんとメソッドがある。

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なんかそれっぽいアイデアから…

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41236P+Gという長いコマンドが必要なものまで。

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アイデアは簡単な手法 / 安い素材で手早く形にする。ものによっては映像を作ることで「使われるシーン」をシミュレートし、そこに存在する面白さを見つける。

プロトタイプ

そして機能の一部をハード / ソフトで手早く実装するステップを経て、ユニークなプロトタイプたちができあがり、展示されていた。

いちゃいちゃ!ゆびずもう

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アイデアスケッチもあった。

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こっちがプロトタイプ。顔の部分が導電性の素材でできており、人形同士が接触することで振動+音を発生させる。

ジャミングギア

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センターユニットの回転を歯車(いろんなサイズ・形を交換可能)でサウンドユニットに伝え、その回転によって短いサンプルをループ再生する。

スタンポロン

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動物型のユニットが歩くと、接地にあわせて効果音を再生する。

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足のカラーパーツで音色を交換可能。同じパーツでも装着する動物によって再生する音を変えたりしている。

inClip

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カラーリングされたパーツをクリップで挟むと、ホストのMacでファイルやアプリケーションが立ち上がる。色ごとにユニークな動作が設定されている。

感想

  • 外装などを作るための3Dプリンタを展示営業していた。本体198万だって!すごくほしい…。レンタル利用させたら償却できるかなぁ…。
  • 結構不具合で予定通りの挙動をしてないものもあったが、それもご愛嬌。
  • ひとつひとつ、担当した学生さんが丁寧に説明してくれた。熱があって非常によかった。
  • ハードウェアは主にGainer / Funnel / FIO、ホストはほぼすべてMacだった。
  • プロジェクトは立ち上げから展示まで約4か月。
  • とにかく楽しかった。そしてうらやましかった。以前書いた「組み込み屋さんになりたかった」という文章のいろいろが、目の前でどんどん形になっている。いい時代になったなぁ。

「ダーティプロトタイプ」という言葉をどんどん実践するのが課題だと強く感じつつ、収穫の多い土曜日を過ごすことができた。この手のイベントはこの先もっとマークしていきたい。

IAMAS ユビキタスインタラクション研究領域
http://www.iamas.ac.jp/project/ui/

Hands On – Prototyping Prototypes
http://www.iamas.ac.jp/project/ui/handson/

IAMAS 情報科学芸術大学院大学|国際情報科学芸術アカデミー
http://www.iamas.ac.jp/J/index.html

プロトタイピング ~「もの作り」の流儀~ ? Lightweight Language Television (LLTV)
http://ll.jus.or.jp/2009/program/prototyping/

3Dプリンター uPrint | 丸紅情報システムズ
http://www.marubeni-sys.com/de/uprint/

組み込み屋さんになりたかった | Kwappa談話室
http://www.kwappa.net/blog/archives/498

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