時には他のプログラマが書いた文章を読むのも、モチベーションを保つにはいい手段のひとつだと思う。ので、なんとなく気に入っているいくつかのテキストサイトを紹介しようと思う。

真・プログラマになるには

…「花形職業」であるプログラマ(そんな時代もあったっけ?)を目指す人向けに書かれた文章。正確にはそのような文章の体裁を取った「プログラマへの戒め」だったりする。時々読み返してはニヤッとしたり反省したりしている。

笑わないプログラマ

…2ちゃんねるのログまとめサイト。「【軍曹が】携帯電話開発の現状【語る】」「同(後半)」が有名(?)。下を見て心の平安を手に入れるのは大変貧しい行為だと思うぞ(じゃあ見るな)。

悪態のプログラマ

…開発におけるごく当たり前のことを平易な文章で書いている。ではここに書かれていることをすべて把握し理解し血肉としているか?そう聞かれると、私にはYesと胸を張って答える自信がない。アウトプットの大切さを教えてもらったサイトのひとつでもある。

闘わないプログラマ

…プログラマの雑記。膨大な量があるので時々拾い読みしている。最近はダンコーガイだのMatzだのアルファギークな皆様が書いた文章をざくざく読むことができて幸せな時代だと思うが、ギークではない(けれどベテランの先輩)プログラマが書いたテキストをまったりと読むのもいいものだし、プログラマとしての力を伸ばす助けになってくれるかもしれない。

先日この雑誌を買った。

特集が「はじめてのプログラミング」。技術的にいますぐ役立つ内容ではないが、初心を振り返るきっかけになる文章がたくさんで(「プログラマになりたいあなたへの手紙」が読みたかった)、だいぶモチベーションが回復した。まぁ現職場への絶望が膨らむという副作用もあったのだが。

ということで、「ひとの書いた文章は勉強(ダンコーガイ風に言うと楽習)になる」と「アウトプットするという行為が大事」の2点を書きたいがために直接技術 / 開発と関連しないエントリをしてみたのであった。能力の向上とアウトプットの楽しさ、どちらもモチベーションの維持には欠かせないと思う。