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当blogではおなじみ「Genesis Ligntning Talks」のモデレータであるさとうようぞうさんと司会(銀河一)のgeorzさんが、yamaguchiintlab先生の学校で「特別講演」をするという。


勉強会カンファレンス2009で刺激をもらったばかりだし、とべとべの運営にもプラスになるに違いない。ちょうど有給休暇を取得した日だったので、早起きしてお邪魔してきた。

対象は法学部の一年生(つまり非IT系)が大半。その他に工学部の生徒や私のような一般人が混ざっていたそうだ。

内容は…

  • Lightning Talksについて

  • Lightning Talksとは何か

  • Lightning Talksの意義

  • Lightning Talksで得られるもの

  • プレゼンを行う力

  • 情報を収集する力

  • 資料をまとめる力

  • 勉強会に行こう

  • 就職活動としての勉強会

  • IT勉強会カレンダー

  • キーフレーズ

  • 社会人になってからこそ勉強が大事。勉強する習慣をつけよう。

  • 社会に出てからの失敗はダメージが大きい。学生の内に失敗する経験を積もう。

  • 勉強会に参加しよう!

最後にさとうさん / georzさんがそれぞれLTを披露して終了。大変面白かった。

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会場となった教室はこんな感じ。全席LANと電源が用意され、大きなプロジェクタ+サブスクリーンと音響、という大変充実した設備だった。こういうところをコミュニティ活動で使えれば…いやなかなか難しいんだけど…というような有意義な話をしたのが勉強会カンファレンス2009だった。


さらに、先生とsyumukkoさんのご好意で学内を見学させていただくことができた。大学生の経験がない私にとっては、堂々とキャンバスを歩けるのは貴重な経験。さらにさらに、歩くだけじゃない経験をさせていただいた。

  • 山口先生の授業を見学

  • 工学部二年生向け、C言語の授業。

  • 教科書のサンプルを打ち込みコンパイル→実行。プログラム改修の課題もある。

  • 環境はTurbo Linux + cc。

  • テーマは「ファイル出力」。ファイルポインタをfopenしてfprintfしてfclose、という処理。

  • 学生は「わかってて周りのサポートしてる層」と「完全にバンザイの層」に二分化している印象。

  • 校舎内を見学

  • 主に法学部と工学部。

  • 結構古くからある学校なので、設備に新旧の格差がある。

  • 大学図書館は一般人お断り。高校生が自習に使っている。

  • 特別講義があったのは特に設備が充実した教室。普通に中学校みたいな黒板+椅子、みたいな部屋もたくさん残っていて、現役で使われていたりもする。

  • 研究室を見学

  • 最近の研究をしている教授の研究室を見学させていただいた。

  • サルモネラ菌が泳ぐ姿を顕微鏡で見せていただいた。個人的に大興奮。見入ってしまった。

  • 「飲食絶対禁止」と執拗に書いてある。菌類を扱う部屋だから。なるほど!

  • とある歴史的建造物を見学

  • 移築再現されているのを見学。たてもの好きとしてここでも興奮。

  • 「光と音による演出」がやたら長い。

  • 「特別展示室」の表示に従ったら独房がしつらえてあった。インパクトありすぎ。

夕方までみっちりご案内いただき、ランチをご馳走していただいた上にお土産(教科書!とべとべ的に宝の山)までいただくという充実した一日になった。見学の合間に先生やsyumikkoさんと交わした会話も大変アツくて(「学生を勉強会にリーチさせるには?」「興味を持てる体験をさせるには?」など)、楽しかったし考える材料をたくさんいただいた。

学校という場所でエキサイティングな体験をさせていただけてとても嬉しい。そして、私のほかにもこういう体験ができる人がどんどん出てくるといいな、と切に願う。そして、とべとべがそういう場になればいいし、なるために努力しようと思った。

さとうさん、georzさん、お疲れ様でした。先生、syumikkoさん、ありがとうございました。

【追伸】「そういう場」の一つとして「セキュリティ&プログラミングキャンプ2009」を紹介しておく。私は0x22歳すら過ぎてしまっているので応募できないのがとても悔しい。22歳以下でプログラミングにちょっとでも興味がある方は迷わず参加申し込みをしてほしい。