このエントリは「Emacs Advent Calendar jp: 2010」の14日目です。前日の記事はtomoyaさんの「カーソル位置の情報で遊ぼう」でした。明日はnekopさんの予定です。


一応このblogはだ・である体で通しているので文体を元に戻して。みなさんかなりちゃんとした(かつ有益な)tipsを書かれているのでちょっと気後れするが、そんなことで自重するナイーブさはもう過去においてきたので気にしないことにする。

ネタ自体はタイトルがすべて。先日@lchin先生に「Droid Sans Monoがターミナルフォントとしてイイよ」と推薦されたので、早速Terminal.appに設定してみた。

コーディングに使うのでゼロはスラッシュが入ってる方がいいなぁ…と思ったら、同じことを考える人はいるようで。スラッシュ入りゼロとドット入りゼロのものが公開されていた。

Droidsm_terminal

ターミナルでは12ptにして、行間隔を1段階狭く(0.92に)設定すると、個人的に使いやすいバランスになった。

さあ次はEmacs…と思ったのだけれど、これが意外と手間取った。私はascii文字とマルチバイト(いわゆる全角)文字が1:2になっていてほしいのだが、なかなかうまくその状態が得られない。いろいろ試行錯誤した結果、以下のように設定することで実現できた。

(set-face-attribute 'default nil
:family "droid"
:height 120)
(require 'carbon-font)

前半はお馴染みのフォント設定。その直後に「carbon-font」をrequireすることでマルチバイト文字はOsakaになり、幅が1:2になる。

Droidsm_emacs

理屈は全然わかっていないので掘り下げて調べてみたい…のだけれど、Cocoa Emacsに乗り換えるのが先なので、結果オーライということで無理矢理納得している。


以上、ささやかすぎるコネタで失礼しました。あまりにも気が引けるので、スクリーンショットにはもうひとつささやかなコネタを仕込んでみました。引き続き「Emacs Advent Calendar jp: 2010」をお楽しみください。