Mac OS X Lionの開発環境を整える
MacBook Airがモデルチェンジした。
今のMacBook Pro (13 mid 2009)でも動作的な不満はあまりないのだが、物理的な重さにはだいぶメゲていた。2年も使えば償却も十分、ということで、発売日にオーダーして使っている。
そして職場で開発に使うマシンとして、MacBook Pro (13 Early 2011)が支給された。もちろんOSはLion。やったぜ!
というわけで手元にはクリーンインストールされたLionマシンが2台ある、という状態になった。真っさらのOSを開発できるように整えていくのは、面倒だけど楽しい作業でもある。手元にあるMacも順次Lionに入れ替えていくので、いろいろ行った作業の手順をメモっておく。
各種アップデート
ソフトウェアアップデート
自動的に行われなければアップルメニューから。
App Store
- 夜フクロウ
- Xcode 4.1
Xcodeのインストール
インストーラに「iTunesを終了しろ」と怒られるときは、アクティビティモニタから「iTunes Helper」を終了する。
システム環境設定
トラックパッド
- ポイントとクリック
- タップでクリック => on
- その他のジェスチャ
- ページ間をスワイプ => on
- 2本指または3本指でスワイプ
ユニバーサルアクセス
- マウスとトラックパッド
- トラックパッドオプション…
- ドラッグ => on / ドラッグロックなし
キーボード
- キーボードショートカット
- キーボードと文字入力
- 前の入力ソースを選択 => off
- 入力メニューの次のソースを選択 => off
デスクトップとスクリーンセーバ
- デスクトップ
- 半透明メニューバー => off
共有
- コンピュータ名を適切なものに変更
アプリケーション
Apple – Downloads – Dashboard Widgets – iStat Pro
http://www.apple.com/downloads/dashboard/status/istatpro.htmlLockTight for Mac OS X Intel | gkoya
http://www.gkoya.com/2006/11/23/locktight-for-mac-os-x-intel/
開発環境
homebrew
% ruby -e "$(curl -fsSL https://gist.github.com/raw/323731/install_homebrew.rb)"
- インストール時に怒られた
% sudo dscl /Local/Default -append /Groups/staff GroupMembership $USER
- /usr/localに書き込み権限がない!
% sudo chown root:staff /usr/local
% sudo chmod g+w /usr/local
- ねんのため
% brew update
のちのちいるものを入れておく
% brew install git
% brew install wget
% brew install markdown
% brew install colordiff
% brew install lv
emacs
- いろいろpatchが必要
- 23.3用のformulaは書いた
rvm
本体のインストール
- RVM: Ruby Version Manager – Installing RVM
https://rvm.beginrescueend.com/rvm/install/ - .zshrc / .bashrcなどに追記
if [[ -s $HOME/.rvm/scripts/rvm ]] ; then source $HOME/.rvm/scripts/rvm ; fi
依存パッケージのインストール
% rvm pkg install ree_dependencies
‘ree_dependencies’ installs zlib, ncurses, readline, openssl and iconv in this order.
Rubyのインストール
% rvm install 1.9.2 --with-readline-dir=$rvm_usr_path \
--with-iconv-dir=$rvm_usr_path \
--with-zlib-dir=$rvm_usr_path \
--with-openssl-dir=$rvm_usr_path
diffとgit diff
- .zshrc / .bashrcなどに追記
!export LC_ALL=C
alias diff=colordiff
export GIT_PAGER='/usr/local/bin/lv -c -Au8'
- 上から…
- colordiffはperlなので、perlのための環境変数設定
- diffといえばcolordiff
- gitのページャをlvに指定、文字コードにutf-8を指定
まとめ
これでだいたい違和感なく開発できる環境になった。LionかわいいよLion。