10周年を迎えた「開発者の祭典」、デブサミことDevelopers Summit。私は2009年から通算3回目の参加になる。そして今回は幸運かつ光栄なことに、スピーカーとして参加することができた。

From レガシー開発 to アジャイル開発~レガシー開発からアジャイル開発へ~

セッション枠は【17-C-7】で2日目ラスト。壮絶な裏番組と戦いながらもタイムテーブルでは「満席」。実際の開場も開始時点でほぼ満席、という状態で始めることができた。

前半は昨年9月に @regtan と「XP祭り2011」で行ったセッションの再演、後半は @yoshiori を迎えてのトークセッションという構成になった。

講演資料

ひとりごと

個人的な事情だが、昨年末から仕事がヒートアップし、準備にまわす時間がほとんど取れなかった。「アジャイルな現場」の事例紹介をするというのに、自分の現場は「いきいき」とは程遠い炎上状態。実は「どの口でアジャイルとか言うんだお前は」という自責の念を持ちながらの発表だった。

それでも、喋ることができて本当によかったと思う。現場が、チームが、「いきいき」とした状態で毎日の仕事に取り組むために、理想を追い求めることをやめちゃいけないんだ、と再確認することができたから。

セッションの最後で、「小さなものでいいから、覚悟をしてみてください」と言った。それは見に来てくれた皆さんに向けた言葉であり、自分自身への言葉でもあった。

今は日曜日の夕方。久しぶりの休みを家族と過ごしながら、明日からの仕事に立ち向かうための英気を養っている。明日は「小さな覚悟」と一緒に出社する。


謝辞

相方の @regtan 。第二部ゲストの @yoshiori@lchin と3名のチームメイト各位。もしこのセッションにちょっとでも価値があったとしたら、それは彼らのおかげです。

デブサミ関係者のみなさん、特に @kohsei@t_wada 。「あこがれのデブサミ」に登壇する機会をいただけて、ひとりのDeveloperとして大変光栄です。

そして、当日会場に来てくださったみなさん。どんなセッションでも、聞いてくださる方がいなければ成立しません。

ありがとうございました。

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