blog記事としては遅すぎるが、シーズン2が始まったRubyKaigi2013と、その翌日に開催されたRubyHiroba2013ついて書いておく。

RubyKaigi2013

day 1
  • ‘Opening’ – Shintaro Kakutani 〜 ‘The History of Ruby;20th Anniversary Ed.’ – Masayoshi Takahashi 〜 Keynote ‘How to create Ruby’ – Yukihiro “Matz”

グッと来た。ここだけでもう「エモい」要素の補給は完了、ってかんじ。

  • ‘TWO CARTOON FOXES: the _why documentary (Japanese Subtitled)’ – Kevin Triplett, Shintaro Kakutani

不勉強にして _why のことはよく知らないんだけど、アートとしてのプログラミングとか、HackerでもGeekでもなく「Wizard」っぽさとか、昔手を伸ばしても掴めなかったところを刺激された。

コードを書く楽しさ、忘れちゃならんよね。

day 2
  • ‘High Performance Rails’ – Issei Naruta

身内をおおっぴらに褒めるのはアレなんだけど…こんなセッション持つ人がいるところで働けるのはホントに幸せだな、と再確認した。

  • ‘Refactoring Fat Models with Patterns’ – Bryan Helmkamp

今回一番刺さったセッション。聞いただけじゃ現世利益はないので、このパターンを仕事で関わるコードに適用してみて、それからガタガタ言いたい。

day 3
  • ‘TRICK (Transcendental Ruby Imbroglio Contest for rubyKaigi)’ – Yusuke Endoh & the judges

変態たちの集い。これホールBは狭すぎるだろ…と思いつつ、今回一番笑わせていただいた。

  • Keynote ‘Fight with Diversity’ – Akira “akr” Tanaka

最後の最後にシロウト置いてけぼりの濃い口Keynoteを持ってきたのはすごすぎる。ものすごく面白かった。

RubyHiroba2013

会期終了直後の日曜日、RubyHiroba2013というイベントが開催された。RubyKaigiはまったくお客さんだったのだが、こちらは縁あってLTトラックを手伝うことができた。

LTthonというLightning Talksだけを行うトラックの司会者として、小川さんと一緒に朝から晩までLTしまくってきた。

当初は「広くて電源あるハッカソンルームのすみっこでLTしてる」という絵を想像してたんだけど、フタを開けてみたら結構みんな真剣にLTに聞き入ってくれていた。初心者歓迎でどんどん喋れ!とか告知かけていたのにスピーカー陣も結構レベル高くて、LTイベントとしては大成功と言えるんじゃないかと思う。

他のところ見に行く余裕がまったくなかったのだけど、RubyKaigi直後のRubyイベントを手伝えたのは光栄であった。

まとめ

「Matz is nice and so we are nice」

ナイスな言語を使ってナイスな仕事をするナイスなプログラマになろう、と改めて決意した4日間であった。

またしても「ロールプレイングゲーム」を思い出した。ナイスであるために、ナイスであると思える振る舞いをしよう。