「50代以上エンジニアのキャリアストーリー 〜将来のエンジニアライフを考える〜」に登壇した #over50
2/9、Findy主催のオンラインイベント「50代以上エンジニアのキャリアストーリー 〜将来のエンジニアライフを考える〜」に登壇しました。
いきさつ
このイベントはもともと去年の2月、デブサミ2020のあとに開催される予定でした。しかしご存知の通りちょうど新型コロナウイルスの流行が急拡大し、多くのイベントが中止や延期になったつらくきびしい時期にあたってしまい、このイベントも開催延期せざるをえませんでした。
しかしこのテーマは意外と需要があるらしく、運営さんにも「このイベントどうなったの?」という声が複数寄せられたそうです。そこで前回の企画からちょうど1年、オンラインイベントとして復活した、というわけです。
イベントの概要
50代以上のキャリアが見通せなくてなんとなく不安なエンジニアのために、ベテランエンジニア3人が寄ってたかってしゃべる、というざっくりしたイベントです。
登壇者
- 増田亨さん(@masuda220)
- 渡辺一宏さん(@kaz_29)
- 塩谷啓(@kwappa)
- 佐藤将高さん(@ma3tk)(モデレーター)
みどころは増田さんが60代、渡辺さんが50代、ぼくがギリギリ40代というちょうどいい(?)年齢構成なところです。
当日の様子
Findyさんのオンラインイベントでは過去最高の参加者数になったらしく、イベント開始直後にZoomの100人制限にひっかかって入場できない人が出てくる、という盛況でした。
登壇者としてはわりと自由闊達に自分の経験を話しただけなのですが、モデレーターの佐藤さんの手腕もあり、よい流れで話せたし、参加者のみなさんにもなにかしら持って帰ってもらえる時間になったようです。
内容についてはレポート記事とTogetterをみていただくと、なんとなく雰囲気がわかるかもしれません。
- 「50代以上エンジニアのキャリアストーリー」参加レポート - amareloのブログ(仮)
- 「50代以上エンジニアのキャリアストーリー 〜将来のエンジニアライフを考える〜」参加レポート #over50|職業「戸倉彩」@女性を理由に、ITエンジニアを諦めない人生🥑|note
- 50代以上エンジニアのキャリアストーリー #over50 〜将来のエンジニアライフを考える〜 に参加した - koogawa blog
- 2021/2/9 #over50 50代以上エンジニアのキャリアストーリー 〜将来のエンジニアライフを考える〜 - Togetter
- 追記 : <前編>【50代エンジニアのキャリアストーリー~将来のエンジニアライフを考える~】ウェビナーレポート #over50 - Findy Engineer Lab - ファインディエンジニアラボ
個人的な感想
本編はちゃんとシラフで話したのですが、どうにも居酒屋の与太話っぽくなってしまったような気がするのがちょっと反省点です…。とはいえ、そこそこ長くやってる経験の中から、それなりに役に立ちそうなこともいくつかは話せたんじゃないかなーと思っています。
本編中にもありましたが、年齢を重ねていちばんしんどいと思ってるのが「老眼」です。それ以外のフィジカルは白髪を除くとそれなりになんとか維持できてると思うのですが、老眼ばっかりはいかんとも…。即効性のある対策は単純に文字をデカくすることなので、大きいディスプレイを使うとよいでしょう。
フィードバックより
後日、Findyさんから参加者アンケートのフィードバックをいただきました。おおむね好評価で満足度もなかなか高く、ありがたい限りです。
その中のコメントにもあった内容を、@onkさんがつぶやいていましたので軽くアンサーしておきますと…
#over50 コレだッ!って必殺テクニックあんまり聞けなかったなぁ残念だなぁって思ったけど、生きるための銀の弾丸なんて無いから探すのを辞めろってことなのかも。
— Takafumi ONAKA (@onk) February 9, 2021
そうなんです、大方の予想通り、銀の弾丸はありませんでした。いくらかの努力と、いくらかの幸運と、いくらかの健康を積み重ねた結果まだなんとか生きのこっている、というのが正直なところです。
また、アンケートのなかに「登壇者がすごすぎて参考にならん」というコメントもありました。現在を断面として切り取った状態を「すごい」と見ていただけるのは大変ありがたいですが、自分ではなんらかのジャンプアップがあったわけではなくて、単に生きのこってきた結果である、と思っています。最初からすごかったわけではありませんし、今でもそれほどすごいわけではないので、萎縮せずみなさんのやり方で生存戦略を模索してみてください。
ということで
去年のデブサミ以来、会社説明会以外の登壇は実に1年ぶりとなってしまいましたが、やっぱり登壇はいいものですね。去年はすっかりへこたれていましたが、よーやっとなんかやってやろうという気概が戻ってきたので、今年はもっとアウトプットしていこうと思います。
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