2/15,16に開催されたデブサミことDevelopers Summit 2024に参加してきました。

またしてもコロナ禍の影響で、オフラインでの開催は4年ぶり。会場はお馴染みの雅叙園ではなくベルサール羽田空港でした。

そういえば前回のオフライン開催では公募枠で登壇していたのでした。もうあれから4年も経ってしまったというのか…。

なにしに行ったの?

今回のミッションは、今お手伝いしているチームのエンジニアのみなさんを連れてくるツアーコンダクター。イベントやカンファレンス、コミュニティといったエンジニア社外活動の経験が少ないメンバーに、「初めてのカンファレンス」としてデブサミを体験してもらう、という趣旨でした。

なので、セッションを聴くことはもちろん、展示会場でスポンサーブースを回ること、社外のいろんな人と話すことも体験してもらいました。「カンファレンスの廊下」を味わって、ちょっと刺激を受けてもらえたんじゃないかなーと思っています。

ぼくの記憶にある「デブサミ」はそういえばずっと、「初めてのカンファレンス」として大事なものでした。カンファレンスに行く?業務時間に?本気?みたいな空気があった10数年前でも、デブサミなら話を通しやすかったのです。今ではエンジニアは積極的に外に出て交流するのが当たり前になりましたが、やっぱりそういう課外活動の入口として、デブサミが開催される意義は大きいなあと感じました。それもオフラインで。

「エモ」とか「ポエム」とか

カンファレンスで技術以外のテーマで話すことを「エモ」とか「ポエム」とか言ったりします。コンテキストによってはちょっと揶揄するニュアンスがついちゃうこともあるんだけど、仕事をしたり、困難に立ち向かったり、何かに挑戦したりという場面では、前向きな気持ちの源泉として大事だと思っています。

2日目朝イチのセッション「Flight of a Decade:10年間の旅路と再会」は、まさにエモさど真ん中。こういうエモいのをリアルの会場で聴くのは本当にひさしぶりで、なんらかの気持ちが充電される感じがありました。

懐かしい話が出てきたので茶々を入れたけど!

Devsumi Effect

「Kaigi Effect」という言葉があります。RubyKaigiが発祥で、カンファレンスに参加して受けた刺激がきっかけになって新しいことを始めちゃった、みたいな意味で使います。

起源はこちらで解説されているのでご参考まで。

参加することでなんらかの意欲がかき立てられ、コードやブログを(ともすると会場の廊下で)書き始めちゃうようなことも Kaigi Effect と言ったりします。

昨年から今年にかけてオフラインイベントが開催されるようになりました。ぼく自身も去年はわりとぼんやりしていたのですが、やっぱりこういう場所にいると刺激があるんだな、ということを思い出しています。デブサミから受けた刺激は「Devsumi Effect」でしょうか。

というわけで、セッションの合間に…

…を自習していました。どっちも使い所にハマればめっちゃ便利だな!(つまり使い所を間違うと痛い目に遭う)という印象です。ちょっとでも手を動かしておくと、そういう感覚の解像度が全然上がるな、ということを改めて思い知りました。

おれのアップデートを加速する

ということでセッションも廊下も、懇親会も二次会も満喫した濃密な2日間でした。自分を主人公にしてくれるのは自分だけ。Devsumi Effectで自分自身のアップデートを加速していくぞ!(きれい風味なまとめ)