技術書典17の入稿に追われていた10/25、月イチ話すシリーズで「三大あいまい能力」という話をしてきました。

お題として「言語化能力を高めるには」というリクエストをいただいて、散歩したり走ったりしながら考えました。どうも「言語化能力」ってあいまいなワードだな…あいまい…そういえば昔「コミュ力ってあいまいなワードだ」って話をしたな…という連想でこのタイトルになっています。なお「モテ」は「三大」にするための穴埋めで深い意図はありません。

プレゼンができるまで

言語化能力はなぜ必要か、と考えたら、「意思表示」「情報伝達」「問題解決」というキーワードを思いつきました。で、「言語化能力ってなんぞや」をChatGPTに聞いたら出てきたのがこの定義です。まあそりゃそうだなって感じ。3つのキーワードも含まれてるし、よさそうな気がします。

同じころ、「みんなで学ぶ、みんなができる ビジネスフレームワーク実践講座」というのを目にしました。数年前に紙の本で購入してた「ビジネスフレームワーク図鑑」に再会したこと、今でも売れてること、それどころか有料のセミナーまで開催されてることにびっくりしつつ、大きなヒントをもらいました。そっかこういうフレームワークって、意思表示・情報伝達・問題解決のためにある。つまり言語化能力のフレームワークだな?

ここまでつながれば、あとは過去のアウトプットに十分なストックがありました。いろいろやっといてよかった、と思う瞬間です。

One More Thing

言語化能力ってLLMの得意技ですよね、いまさらいうまでもなく。多くの人間より言語化が得意なAIが、無料もしくは安価に使える時代、人間に残された仕事ってなんだろう?このテーマで思い出すのが、先日開催された STORES のテックカンファレンス「New Engineering」でのキーノートです。CTOの藤村さんによる「AIの時代で我々はどのようにコードを書くのか」というセッションがとてもよかったので、最後に紹介しました。

コードを書くことがテーマではありますが、コードに限らなくても人間の知的生産活動においてはかなりの部分で同じことがいえるように思います。ので、コードを書く以外の仕事をしてる人にもぜひ見てほしい。

参考リンク

月イチ話すシリーズ・シーズン1

月イチ話すシリーズ、今年の4月から7回実施してきましたが、先方の都合により今回でシーズン1終了となります。過去のアウトプットを活用できるお仕事だと思って始めましたが、完全新作もいくつか作りましたし、アウトプットのいい訓練になりました。

継続することでアウトプットの筋力が戻ってきたような気がするので、なんらかの形で継続したいなあと思っています。ポッドキャストとかvlogになるのかなあ。シーズン2に向けて、インプットも重ねていかないとな。

「こんな話して」とか「うちで話して」など、ご意見ご要望ご相談ありましたらご相談ください。ご連絡お待ちしております!(宣伝)